楽しく生きるためのブッダの教え

「ブッダの教え」を元にして、悩みや恐れなどのストレスを取り除き、残りの人生を楽しく生きるためのブログです。解釈方法は、哲学、脳科学、心理学、そして、直感によるものです。経典の直訳とは異なっていることをご理解の上お読みくだされば幸いです。

人生は諸行無常!最悪な結果にどう対処するか?

人生は諸行無常

26年間?もの長い間、栄華を極めた平家が
滅びるなんて誰が信じたでしょう。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはすおごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

しかし、これが人生です。

平家でも起きるのだから、
私たち凡人に不幸が起きても何ら不思議ではありません。

今、幸福で安心した生活をおくっていても、
将来もずっと障害や問題が起きないなんてことは
保証できません。

というよりも、
色んなできごとが起きるほうが自然かもしれません。


病気、入院、けんか、争い、離婚、別れ、
仕事の失敗、倒産、借金、裏切り、
不景気、失業、死、…。

生きていれば、何が起きても不思議ではありません。

原因と結果の法則

できごとが起きるのは、
「原因と結果」の法則があるからです。

だから、

悪いできごと(良いできごとも)が起きるのも
何らかの原因があるからです。

悪いことが起きると、
人は悪かった原因にフォーカスし、反省しようとします。

しかし、

過去の反省といえば、聞こえは良いかもしれませんが、
ただのきれいごとにしかなりません。

 

理屈では良さそうですが、
過去の原因をほじくっても何も得ることができません。

 

だって、過去に戻ることはできないし、
後悔することしかできません。

力づける意味付け

起きてしまったできごとを活かすには、
過去を悔やむ(反省)のではなく、

自分を力づける「意味付け」をすることです!

 

過去は変えることはできません。
しかし、未来は選択できます。

 

自分を力づける「意味付け」をすることができます。
どのようなできごとにも、意味付けをすることができます。


悪く意味付けすることも、
良く意味付けすることも。


もし、気分が悪くなる意味付けをしたら
どうなるでしょう?


でも、気分が良くなるように意味付けしたら?


どうですか?
意味付け次第で、あなたの感情を変えることができるのです。

 

前回、前々回の記事でお話したように、

人は、感情のとおりに思考し行動します。
そして、行動が結果をつくる。
それは、「原因と結果の法則」があるからです。

noboru.hateblo.jp

意味付けが感情をコントロールする

 感情によって、人は考え方も行動も変わります。

気分が良くなれば、前向きに考え積極的に行動します。
気分が落ち込めば、過去にとらわれ消極的になってしまいます。

 

だから、、感情をコントロールすることが重要なのです。

 

感情はコントロールできます。

それは、「意味付け」することでできます。

 

どれだけ悪いできごとが起きても、
気分が良くなるように意味付けができれば良いのです。

質問によって意味付けが変わる

意味付けは、「質問」によって生まれます。

最悪な事態になったときに、
自分を元気づける質問を考えてみてください。


もし、ビジネスで失敗し借金で一文無しになったら、
自分自身を元気づけることが出来るのは、どんな質問でしょう?

 

もし、大切な人が癌になったら、
自分自身を元気づけることが出来る質問は?

 

もし、会社が倒産し解雇されたら、
自分自身を元気づけることが出来る質問は?

 

わたしも、いつも質問をしています。

コーチの師匠のマイケル・ボルダックや
尊敬するアンソニー・ロビンズが使っている質問を
使っています。

 

「もし、この状態で感謝できることがあるとすれば、
何に感謝できるだろう?」

「どうして、そのことに感謝できるのだろう?」

「感謝したことで、いまどんな気分になれるだろう?」

 

この質問をすると、気分が高まります。

すると、フォーカスが変わり未来を見るようになります。

悪いことが起きたときに大事なのは、フォーカスを変えることです。

 

生きているかぎり、どんなできごとが起きるかもしれません。

しかし、大切なのは、そのできごとにとらわれるのではなく、
なりたい未来を向くことです。

 

そのために、行ってほしいのが、
自分を元気づける質問です。