楽しく生きるためのブッダの教え

「ブッダの教え」を元にして、悩みや恐れなどのストレスを取り除き、残りの人生を楽しく生きるためのブログです。解釈方法は、哲学、脳科学、心理学、そして、直感によるものです。経典の直訳とは異なっていることをご理解の上お読みくだされば幸いです。

本当の原因は、あなたの感情!得たい感情を得るには?

昨日の記事は、「原因と結果」についてでした。

どのような結果にも、原因がある。
そして、どの原因からも、それ相応の結果がうまれる。

でしたね。


だから、お金が欲しいのであれば、
それだけの努力・行動が必要です。

これを無視しては、成功することは不可能です。

 

ここまでは、良くある話ですし、
当たり前すぎて、もう一つ腑に落ちないのでは?

 

すべて、「行動」が大事だといってしまえば、
それで話が完結してしまうからです。


そんなこと分かっているよ。
分かっているけれど、できないから問題なんだ!

 

このように思いませんか?

感情が行動をつかさどる

じつは、「行動」にも「原因」があったのです。


それは、「感情」です。


人間は、しょせん動物で、
感情によって行動します。


こわいと思ったら逃げる。
でも、楽しそうだと思ったら、そのために頑張ります。

嫌なことはしない、
好きなことしかしない。

なんてわがままだと思うでしょうが、
大人だから、「感情」にもっともな理由をつけているのです。


この考え方は、世界中のコーチの間では常識になっています。
私も世界ナンバーワン目標達成コーチのマイケルボルダックから
NLP(脳の取り扱い説明書)の講義で学んだものです。

 

同じような考えが、仏教経典の「空」の教えや、

「如是相、如是性…如是因、如是縁、如是果、如是報」に。


かんたんにいうと、
「脳の中はからっぽで、思考しているものを事実と誤解している。
できごとを自分のフィルターで勝手に意味づけし、
腹を立てたり、心配する、その結果は想像するとおりだ。」

 

感情が行動を決めていたのです。

それが、何を意味するかというと、
あなたが持つ感情によって、すでに結果は決まっているのです。

 

気分が良いときには、すべてが積極的。その結果は、、、

気分が悪いときは、すべて消極的。その結果は、、、

意味づけが感情をつくる

出来事を変えることは不可能です。
しかし、意味づけは、「どのようにでも変えられます」


たとえば、

訪問営業で、9回連続で断られました。

あなただったら、
10回目のお家を訪問するときに、何を考えるでしょう?

 

A1)また断られそう。

A2)そろそろ売れそうだ。

 

「また断られる」と思いながら、セールスが成功する確率は
ほとんどありません。
お客は、自信のない人から買わないものです。

お客が買おうというタイミングがありますが、
もしタイミングが合い、そこにセールスされたときには、
自信のある人の方から買うものです。

 

これは、「また断られる」と恐怖心をもつことで、
行動が消極的になった結果。と、

「今度は売れる!」と信じることで、
ワクワクとセールスした結果に違いがでるというたとえです。

良い感情をもつには、どのように意味づけをすればいい?

今のたとえは、一つの例ですが、

このようにすべてが、意味づけと感情によって、
結果が決まってくるのです。

 

だったら、成功するのは簡単です。

良い感情をもてばいい!

それだけです。

 

さて、あなたは、良い感情をもつために、
目の前のできごとに、どういう意味づけをすればいいでしょう?

 

常にこの質問を行なうことで、思い通りの結果が生まれます。