上手にささやき君を使えば、夫婦関係が良好になる？

結婚している人ならわかるかもしれません。

妻から、次のようなことを言われたことはありませんか？

「○○さんのご主人、海外出張なんだって。」

「○○さんち、今度一軒家を買うそうよ。」

「○○さんところって、毎年、家族で海外旅行に行ってるんだって。リッチね。」

これだけですめば良いのですが。

「あなただけ、こんな高い靴を買って。」

「缶ビールは１本だけにして！」

こんなことを毎日いわれたら、

あなたは、どう思いますか？（どんな感情を持ちますか？）

（心の中でのささやき君との会話）

あなた「うるさいな！どうせ俺の稼ぎが悪いんだよ。」

すると、

ささやき君「ほんまにうるさいな。」

あなた「俺のことを馬鹿にして。」

ささやき君「あいつ、いつも馬鹿にしてるよ。お前のことが嫌いなんだ。」

あなた「クソ！」

その後の、夫婦の関係はどうなると思いますか？

関係が悪化するばかりです。

でも、振り返ってよく考えてください。

あなたは、ささやき君に振り回されていませんか？

ささやき君には悪気はありません。
（過去の記事を）思い出してください。
あなたに気に入られたいのが、ささやき君の本質です。

だから、ささやき君はあなたに同調します。

じゃあ、何が悪かった？

私たち凡人は、「人に愛されたい」という願望が強い。

でも、現実は、
その気持ちが空回りすることの方が多いのです。

先に、自分のほうから愛そうという気持ちがなく、
相手に「愛されたい」とばかり思っても、
相手には、伝わりません。

何故かって？

相手もあなたと同じように考えているからです。

だからといって、性格上、自分から「愛してる」ことを
表現するのは苦手だ。。。

それでは、一生、この問題は解決できないでしょう。

 
では、どうすればいいかというと…

ささやき君に、二人の間に入ってもらいます。

そのために、行なうこと。

それは、価値観を見直すことです。

今まであなたが大切にしていたのは、
「自分のことを認めてほしい。愛してほしい。」
という自己中心的な価値観でした。

これが悪いわけではありませんが、
それを優先していたら、ささやき君も同調するので、
悪い感情が増幅します。

腹が立った状態では、良好な夫婦関係ができるわけがありません。

では、どのような価値観を持たないといけないでしょう？

かんたんです。

「理想の家庭をつくる」

これだけです。
もし、あなたの最優先する価値観が「理想の家庭をつくる」だったら。

始めに紹介した話でも。

妻が何を言おうと、「そうだね。家族みんなには感謝しているから、私もがんばるよ。」と返しませんか。

すると、

ささやき君「前向きだな。君なら頑張れるよ。」

あなた「妻のためにもがんばるよ。」

ささやき君「愛してるんだね。」

あなた「もちろんさ」

そして、妻に「俺も家族を海外旅行に連れて行くようにがんばるよ。だから応援してね。」

妻「もちろんよ、これからも応援します。愛してるから当然よ。」

こんなふうに、夫婦関係が変わるかもしれません。

嘘だと思いますか？

嘘だと思ったら、実行してみてください。