ブログを書けば物が売れる!?
ブログ集客の重要性を証明
ネットで物を販売するにはHPが必要だと思っていませんか?
じつは私のネットショップは、手作りのHPとブログだけです。他社がきれいなHPでPPC広告など派手にされてるにもかかわらず、すべて手作りで広告も一切していません。
行なっていることといえば、ブログにかける労力だけ。
でも、それなりの売上をあげることに成功しています。自慢ではありませんが、ご参考までに。
ネットショップのサーバーを借りている某有名ストアーの管理画面です。来店数は3倍。転換率は2,6倍。売上も平均をはるかに上回っています。
HPがあれば無いより良いでしょう。でも、私の実感ではネットで物を売るときのHPの力は1割です。しかし、ブログの力は9割以上。
その理由は、HPを訪れるお客は「購入する気持ち」で来ているので、それほど一所懸命にセールスする必要はないのです。
お店に来たお客は購入する気で訪問した人
日曜日の自動車ディーラーの店の中をイメージしてください。テーブルに座っている家族は車を購入するつもりで来ています。新車を見にだけ来ている人はいないのでは。
この店に来るまでに、ネットで各社の新車を比較し、車雑誌を読み、友達から評判を聞き、欲しい車を決めてから店に来たはずです。
後はお店の人から話を聞き、最終確認をとりたいだけなのです。
ブログに来るお客は購入客ではない?
自動車の購入プロセスとまったく同じことが、ネットでも起きています。
HPに来るお客は、それまでに色んな情報を得て購入する商品を決めているのです。その情報先が、「ブログ」。
HPには、限られた情報しか掲載できませんが、(情報があまり多いと、購入決定が困難になる可能性があるから。)ブログには制限なく情報を掲載できます。
テレビや雑誌やHPでは得られない貴重な情報が得られるのがブログです。お客もそれを知っているので、検索によって欲しい情報を得ようとします。
ブログの読者の9割以上は、この時点はまだ購入しようと考えていません。ここが大事なことです。
自分が興味関心があるから、ブログ記事を読んでいるだけなのです。ところが、記事を読むことで、興味が高まります。そして、欲しくなるのです。
ブログは読者に貢献する場
ブログ読者に良いコンテンツを提供することで、読者から信頼を得られるようになります。
人は、物を購入するとき、知らない人よりも良く知っている人から買います。そして、高額商品であれば信頼おける人の方から商品を購入するのです。後で後悔しないようにとの人の心理が働くのでしょうね。
このことが理解できれば、ブログは販売する場所ではないと分かったのではないでしょうか。
それどころか、ブログは無償で沢山のニーズを満足させるために貢献する場なのです。
読んでくれる人が誰かは分かりませんが、困っている人をイメージして自分の知識を惜しみなく分け与えることが出来るのがブログだと思います。
その積み重ねが、人のハートをつかみ信頼関係を築くことになるのです。そして、人は信頼関係の築かれた人から物を買うのです。