うろたえるな!だから正しく判断ができない
「うろが来た」という言葉を知っていますか?
江戸時代に流行った闘鶏(鶏のケンカ)の時に、
カウンターパンチを食らった鶏が、フラフラしながらも、
闘争本能だけで相手に向かっている様を
「うろが来た」と言います。
ビジネスの場でもありますよね。
失敗が続いたり、次から次へと障害が起きると、
頭の中は、ぼーとして焦点が見えないために正しく判断ができない。
これが「うろが来た」状態です。
ところで、「焦点」の「焦」は、あせると読みますよね。
あせって大事な目標(点)が見えなくなる。
たとえば、
大事なモノをどこに置いたのか忘れることがあります。
中々見つからず、焦れば焦るほど、
どこに置いたのか思い出せない。
まさしく、先ほどの「うろが来た」状態です。
では、「うろが来た」時、どうすれば良いでしょう?
冷静になること!
冷静とは冷たく静かになることです。
その逆は、熱くなり騒ぎ立てることですよね。
うろが来たら、熱くなった頭を冷やして、
焦点を見ることが大事です。
焦点とは、あなたの本来の目標と、達成しないといけない理由です。
この本音の目標を明確にイメージすることで、
うろが来ていても、正確に判断できるようになります。
うろたえるな!
冷静に焦点を見ろ!
正確に判断するための基本です。