楽しく生きるためのブッダの教え

「ブッダの教え」を元にして、悩みや恐れなどのストレスを取り除き、残りの人生を楽しく生きるためのブログです。解釈方法は、哲学、脳科学、心理学、そして、直感によるものです。経典の直訳とは異なっていることをご理解の上お読みくだされば幸いです。

悪い出来事のときこそ感謝しよう!難が有り難いものに変わる

人生で最悪の出来事がおきた!

30年前のことです。

結婚してすぐに妻が妊娠。

私にとって初めてのことで、
飛び上がるほどうれしかったのを覚えています。

親や兄弟、友達からも祝福され、有頂天になっていました。

 

ところが、喜びもつかの間、流産したのです。
天国から地獄とは、こういうことをいうのかもしれません。

その後、周囲からもはげまされ、立ち直り。
それから、少したち再び妊娠。

ところが、またしても流産。


こんなことってあるのか。
どうして私だけ。

神様は不公平だ。
そう思いました。

枝が折れたら新しい芽を出す

私の尊敬する宗教家の先生に
そのことを相談しました。


先生の答えは、
どんな大木でも、台風がくれば枝が折れることがある。
だからといって、幹まで腐ることはない。

自然の樹木は、枝が折れたら新しい枝を出す。
そのようにして、大木は大きく育つのです。

 

今となっては、よく理解できることですが、
その時は、気が動転していました。

「何を言ってるんだ。この人?」
と思いました。

 

そして、先生の優しく有り難いアドバイスにたいして、


「一生懸命に信仰してる人に、どうして悪いことが起きるのですか?」

と愚問で返してしまったのです。

 

先生も、馬鹿は相手にできないと思ったのでしょう。

「感情的にならず、何が大切かよく考えなさい。」

 

この教えは、頭では理解はできましたが、
その時の私には響きませんでした。

真実を理解し、腑に落ちるまでに20年以上かかりました。
反省しています。

 

だから、私と同じように人生で遠回りをしないように、
あなたにお伝えします。
ご参考にしてください。

悪い出来事にはギフトが隠れている

私のコーチングの師匠であるマイケル・ボルダックを
ご存知でしょうか?

彼は、世界ナンバーワン目標達成コーチとして有名なコーチです。

 

その彼から学んだ中で、一番好きな質問があります。

悪いことと思われる出来事の中には、ギフトが隠れている。
そのギフトとは何だろう?

と考えることが、成長するためには重要だといいます。

 

じつは、彼が幼少のころ、
父親が母親を拳銃で殺しました。

 

その事実を受け入れることができず、
吃音症になり、人とコミュニケーションが取れず、
ケンカに明け暮れたといいます。

 

だから、親戚や周囲からも
「お前は人殺しの息子、父親と同じだ。」
といわれ育ったのです。

 

それから、青年になっても、まともな職につくこともできず、
貧乏な生活を送っていたそうです。

 

そんな彼を見かねた友人から、セミナーを進められ参加すると、
講師ジム・ローンの「成功は学ぶことができるスキルだ!
という言葉に心を打たれ、現在の彼があります。

 

その彼が、最も重要にしている心構えが、

人生やビジネスで、問題・障害が起きた時こそ、
この出来事に隠れているギフトは何だろう?
という質問を自分自身にしないといけないと言います。

 

どんな障害がおきても、
後になってみれば、そのことがきっかけとなり
良くなっていることが多いものです。

 

しかし、そこまでに達するまでに、
いくつもの試練をうけ、長い間苦しみます。
私もそんな人生を送ってきました。

 

そんな遠回りな人生を歩まなくても
良いのです。

 

それは、人生を直視すること。

悪い事や障害がおきたときには、
その出来事の中に隠されているギフトを
探すのです。

 

それが、次の質問です。

この出来事で感謝できることは何だろう?

どんな点が感謝できるだろう?

そのことでどんな気分になれるだろう?

 

感謝すると、潜在能力の扉が開きます。

そして、素晴らしいアイデア、直感がわいてきます。
必要なお金や人を得ることになるかもしれません。

詳しくは、こちらの記事をご参考にしてください。

難があるから有難い

「有難い」という言葉について
苦難(障害)があるから、将来良いことがあると
聞いたことがあるかもしれません。


一理ありますが、しかし、それは苦難の道かもしれません。

人生は、できれば苦しく感じないで、
ワクワクと気分よくおくりたいものです。

 

そのためには、苦難が起きたときに
我慢をするのではなく、
違う感情を探すことが大事なのです。

 

そのためには、
「感謝する」ことです。

 

感謝の名言集はこちら

noboru.hateblo.jp