楽しく生きるためのブッダの教え

「ブッダの教え」を元にして、悩みや恐れなどのストレスを取り除き、残りの人生を楽しく生きるためのブログです。解釈方法は、哲学、脳科学、心理学、そして、直感によるものです。経典の直訳とは異なっていることをご理解の上お読みくだされば幸いです。

自信を持てたらどんな気持ちですか?

自分を信じられない時にどうしていますか?

目標や夢などのゴールを達成するためには、信念が必要です。


「こうなりたい。」とか、「なれたらいいなあ。」というような軽い考えでゴールは達成できるはずがありません。

成功した人はみんな、「絶対上手くいく!」、「だから、何が何でもやる。」と思っていたから、成功したのです。
この信念があるかないかによって、成功するか成功できないかに分かれてしまいます。

成功するには信念がないといけないことなど、自己啓発を学んでいるひとであれば誰でも分かっています。
ところが、分かっていても、「このままで本当に上手くいくのだろうか?」とか、「もしかしたら、失敗するかもしれない。」と弱気になることがあります。

そんなことってないですか?

なければ、いいのですが、多くの人は自分の夢の実現に疑問を持ってしまうものです。こんな話をしている私でも、時折、自信がなくなります。

人生はずっと上手くいくことはありません。良い時もあれば悪い時もあります。特にビジネスでは波があります。
スランプが続くと、「私のやり方が間違っているのではないだろうか?」と、もう一人の自分が話しかけてきます。

それが、一日中続き、次の日も、次の日もと続いた時には、心が折れてしまいそうでした。
そんな状態で仕事をしても、どんどんとぬかるみに入ってしまうだけです。

そして、足が動かなくなり、「もうダメ。」とギブアップしたのでした。これは私が倒産した時の話です。

今思い出すと、あの時にコーチングスキルがあれば、感情をコントロールすることが出来、正しい信念を持つことができたのにと悔やんでしまいます。でも、それも良い体験で現在があります。

さて、この記事の最初の目的に戻ってみましょう。

倒産する前に、私が必ず成功するという信念を持っていたら、事態はどう変わっていたでしょう?

成功というのは、短期目標の実現ではありません。まして、その日の売上ではありません。最低でも1か月の売上・利益であり、1年を通しての利益の成果です。

ですから、その日その日の出来事に心が動かされることもなかったでしょう。

積極的にビジネスをしていたら、フィードバック(一度の失敗)は受けるものです。フィードバックがあるから改善して前進できるのです。失敗する人というのは、このたった一度の失敗を受けたことで心が折れ、他のことまで引きずります。

コーチングでは、フィードバックを受けることが重要だとアドバイスします。なぜなら、フィードバックがあるのは前進している証拠ですからです。チャレンジしていないとフィードバックを受けることもないのです。

さらに、フィードバックには成長の種が隠されていますので、フィードバックに感謝することが大事です。
「有難うございます。もし、成功するために次できることがあるとすれば何ができるだろうか?」と質問します。

間違っても、「何が悪かったのだろう。」と、失敗の原因にフォーカスしてはいけません。どんどんモチベーションが失われていきます。多くの人たちが、この間違いを犯して失敗のスパイラルの罠にはまっていきます。

そんなことのないようにお願いします。

それでは、本題の「自分を信じられない時に行うこと」についてお話しします。

最初に申し上げときますと、その方法は一人一人違うということです。「えっ?そんな。」と言われるかもしれませんね。じつは、基本戦略はあるのですが、一番、自分自身に合ったようにアレンジすることでより効果があるからです。

先ず、信念とは何のことでしょう?

信念は、その人が脳の中で最も信じていることです。
個人の勝手な思い込みですので、それが正しいとか間違っているとかありません。その人が信じていることだからです。だから、人によって信念は異なります。

信念を分解すると、主にどんなものがあるでしょう?

生まれてから、人は成長することでいろんなことを経験し学びます。その中で価値観やルールを学びます。この価値観が信念に影響します。

また、体験の中で、アイデンティティが出来ます。幼い時にお風呂で溺れることを経験すると、大人になってからも「私は泳げない」と信じてしまうかもしれません。このように、体験したことが信念に大きく影響します。

それどころか、自分自身の体験だけではなく、社会や周囲の体験を信じてしまい、自分自信に当てはめるかもしれません。対象の人や状況が違えば、その判断は正しくないかもしれません。それでも信じてしまうものです。

このようにして、信念は出来上がります。
特に、感情に響いたことが信念としてできるようです。怖い思いをしたなら、二度とそのような思いをしたくないのが人情です。逆に喜んだ経験をした時のことは、もう一度味わいたいと思ってしまうのです。

このようにして、信念が出来あがります。

だったら、信念は変わらないのではと考えるのではないでしょうか?

良い質問です。じつは「自分を信じられなくなる」のは、元々、そのゴールを達成できるという信念がなかったからなのです。アウトカム(なりたい、欲しいもの)の力が強くあったので、アウトカムを得たいから、「自分を信じたい。」と信じようとしたのかもしれません。。

ところが、信念は潜在意識にありますので、簡単に変えることは出来ません。だから、ちょっとフィードバックを受けると、潜在意識下の「私にはできない。」という信念が頭を持ち上げるのです。これが真実です。

では、どうすれば信念を持てると思いますか?

具体的には、自分を信じられるようになった経験、影響を与えてくれた人、自分が信じられること等を片っ端から探します。この作業が大事です。

私の場合には、自分に影響を与えてくれた尊敬できる人からの言葉や本、ビジネスで良い結果を出した時のデータ・結果やスキル(スキルを過去と比較する)、の他、感謝できる事・人を書きだします。

自分が出来るということを実証できるものを沢山集めて書きだします。この作業をします。

そして、一つ一つに質問します。
「この事と今チャレンジしている事は、何が関係あるのか?」

一つ一つ質問していくことで、感情にスイッチが入るものがあります。
それが、潜在意識下で信じていたことなのです。ただ忘れていたのです。

もう一つの方法は、顕在意識の力を使います。

成功するための信念を持つには、弱いアイデンティティを強いものに書き換える必要があります。

その方法は、インカンテーションです。
「私には出来る。神様から使命を与えられ、この事をやり遂げるために生まれて来た。だから、何が何でもやる!」と、毎日(一日何回も)、言い続けることで潜在意識が書き換えられます。

どれも、一度で変わるものではありませんが、続けることで強い信念に育っていきます。

 

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