商売で重要なのものはお金より「腹のすかした群衆」
見込み客リストがあればお金は流れ込む
ネット通販を起業するときには、いろんな心配があるものです。
特に、お金の心配が多いのではないでしょうか?
お金があれば広告が打てます。だから資本金は必要かもしれません。でも、広告を打っても、反応がなければムダ金になりますよね。
それでも、お金がないと何もできないような気になるのでは?
そして、こんな心配をする人も。
「マーケティングスキルがないから。」
「集客方法を知っていれば。」
マーケティングスキルも集客方法も、大切なことです。
ですが、それらを持っていたら、商売が成功すると思いますか?
本屋さんに行けば、集客方法を説く本がたくさん陳列されています。また、セミナーでも「集客セミナー」は大盛況です。多くの商売人がいくつものセミナーを受講しています。
それなのに、どうして?
そのとおりにしても、売り上げが向上しないのでしょう?
答えは簡単です。
商売で成功するためには、「集客」よりも重要なことがあったからです。
かんたんに物が売れる方法
私がマーケティングを学ぶときにロールモデルにしている一人に、ダイレクトマーケティング界で世界的権威のダン・ケネディという人物がいます。
ダン・ケネディは、セミナーでよく言う話があります。
「物を売るのは簡単だ。腹のすかした群衆を相手にすれば良いだけだ。」
魚釣りをしたことがあれば、納得のいく説明です。
私は、昔よく海釣りをしていたので、良く分かりました。
魚釣りで成果を上げるのは、竿やエサではありません。釣りを始めたばかりの頃は、良い竿やリールが釣果に影響すると考えていました。それどころか、沢山釣っている人は、良いエサを付けているのではと疑ったことも。
釣果に違いを出すのは場所でもありません。昨日まで釣れていた場所でも、翌日には釣れないことがあります。だから、釣りは面白いのかも。
ある日、私の釣りの師匠に朝釣りに同行しました。日の出前の1時間ほど前には釣り場に到着し、仕掛けをすませ準備万端にして日の出を待ちます。
日の出前に、明かりが薄っすらとなったら、全員が竿の糸を垂らします。すると、すぐに「当たり」が。私でけではなく、横を見るとみんなの竿がぐ~んと曲がっています。
釣り上げた魚を針から外し、エサをつけ投げると、次から次へと面白いようにかかります。
「入れ食い」とは、正にこのことです。
その時には、ずっとこの調子で魚が釣れると思ったほどです。でも、釣れた時間は40分ほど。1時間も過ぎると、ピタッと止まったのです。
あれ程釣れていたのに、魚はどこに行ったのでしょう。
じつは、魚釣りでは蒔絵をするのですが、蒔絵で腹いっぱいになった魚は、どこかに行ってしまったのです。
後から分かったのですが、じつは、初心者の私も師匠も釣果に大きな差はなかったのです。それも、初心者の私の竿は安物で、仕掛けもいい加減。
それでも、お腹をすかした魚にすれば、そんなことなど関係なかったようです。(どんな魚も朝起きた時が一番空腹で餌を取ることに活動的)
釣りの最大のコツは、日の出前を狙うことです。
それは、すべての魚が腹を空かして飢えた状態だからです。
ダン・ケネディは、魚釣りに譬えて商売も同じだと。
実際、そのとおりです。
どれだけサービスが良いスーパーであっても、地域の人すべてに売ることなど、無理です。
どれだけ安い品でも、すでに購入して持っていれば要らない。
どれだけ素晴らしい薬効があっても、健康であれば必要ない。
ところが、
こんなもの、誰が買うのだろう?というような商品があります。でも、その物でないと困るという人たちがいるわけです。
そんなふうに、「困っている。」「欲しくてしかたない。」人たちを探せば、必死になって売ろうとしなくても、「是非売ってください。」と懇願され、使ったあとも、「こんな良い商品を開発してくださりありがとうございます。」と感謝されることになります。
もう分かったかもしれません。
商売で成功するには、良い商品やお金があることも大切ですが、もっと重要なことがある。それは、「腹のすかした群衆」を探し出すこと。
いわゆるリサーチです。
リサーチし、マーケティングで「腹のすかした群衆」を集めることができれば、誰でも簡単に売り上げを向上することが可能になります。
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