情熱を引き出す「質問」とは

情熱は潜在意識から作られるということを、

昨日お話しました。

情熱があれば、過去の偉人や成功者と同じように、
思いのままに夢を達成することが可能だからです。

でも、自己実現を可能にするためには、
潜在意識をコントロールする術が必要なのです。

潜在意識を操る術とは、、、
「質問」です。

潜在意識は、普段は勝手気ままに思考を繰り返しています。

それも、マイナス思考が9割以上で、プラスの思考は1割もない。
だから、潜在意識を放置していると思考はマイナスに傾くのです。

ところが、潜在意識に質問をすると、
一辺に、質問の方向へと焦点を変えることができます。

たとえば、

「失敗した原因は、誰だったと思う？」と質問すると、
「私が悪かったからだ。」と、更に自信がなくなるでしょう。
→　モチベーションが下がる

ところが、

「この失敗がギフトだとしたら、失敗したことの中に
どんなギフトが隠れているのだろうか？」と質問すると、

「このフィードバックを生かした後に、本当の成功があるかもしれない。」
と、前向きになれます。
→　明るい方向へ焦点が変わる

このように、質問次第で、
潜在意識は、良くも悪くも働きます。

ところが、
質問の質によっては、答えが違ってきます。

たとえば、「イタリア製のスーツを買うために何を行えば良いだろうか？」
と聞かれてワクワクしますか？

ところが、このような質問だったらどうでしょう。

「いつも世話になっている家族のために、旅行をプレゼントしたい。
そのために何を行えば良いだろう？」

嬉しくてワクワクしてきませんか。

潜在意識は、人のため（貢献）になる質問を向けると、
モチベーションが高まります。

次の質問も効果が上がります。

「今、感謝できるのは何だろう？」

感謝する人、感謝する出来事を想像すると、
人は感動します。

でも、
良くないことが続き、落ち込んでいる時に、
「今、感謝できることを教えてください。」と聞かれても
感謝など答えられるはずがありませんよね。

余計にモチベーションが下がるだけです。

質問で重要なのは、
質問の質も大事ですが、「タイミング」です。

心身ともに良い状態のときには、
どんな質問でも前向きに捉えるので、
情熱的な答えが返ってきます。

直感や新しい方法、アイデアが降りてくるのは、

そのように、良いタイミングの時に
質の良い質問をしているからです。

素晴らしい直感や智恵、アイデアがあれば、
成功できるのは、当然のことでしょう。

まとめると、
１、 良い状態をつくる
２、 良い答えが出るまで、良い質問をする

「門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。

だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、 門をたたく者には開かれる。」

マタイによる福音書にもありますが、
潜在意識は、質問しないと決して答えてくれません。

明日は、「良い質問とは」についてもっと詳しく突っ込みます。
良い質問を知れば、成功を得たようなものです。

是非お楽しみにお待ちください。