「最悪だ!」に遭遇した時、何を考えていますか?
人生には、「最悪だ!」という状況が訪れるものです。
そんな最悪な状況なんて欲しくないと思っていても、
「最悪だ!」はいつかやってきます。
人によって、「最悪だ!」は違う形で訪れます。
たとえば、
癌(がん)のような病気、家族の不幸、事故、、
失職、会社の経営悪化や倒産、震災や台風などの自然災害、、、
妻や夫の不倫、離婚、友人の裏切り、詐欺にあう、投資の失敗、、、
上げればキリがないほど「最悪だ!」はあります。
そして、「最悪だ!」は「最高!」と同じように、誰にも等しくやってきます。
(しかし、受け取る側の心構えによって受け取るモノが異なる)
思いだせば、私が高校1年生の時に父が脳卒中で急死しました。
大好きな父親で、何をする時も一緒でした。
父親を尊敬していたこともありましたが、父に頼り切りでした。
そして、父親が亡くなった2か月後には、祖母が亡くなりました。
お婆ちゃん子だった私には、とてもショックでした。
その後、母親がノイローゼ状態になり、家事すべてをしなくなりました。
父が亡くなったことが余程ショックだったようです。
今まで、食事から下着の用意などすべてやってもらっていた私には、
凄い負担になりました。
それどころか、一家の大黒柱である父が亡くなったことで、
家計が切迫したことに不安を覚えたのです。
その結果、大学進学をあきらめたのですが、
60歳の今となっては、その出来事が私を成長させたと確信しています。
そして、
成人になってからの私の口癖は、
「オヤジが早死にしてくれたお陰で自立できました。」です。
人には、良いことも悪いことも等しくやってきます。
悪いことが起きた時、落ち込んだり嘆き悲しむのは自由です。
(その時は、嫌というほど辛く悲しいです。)
しかし、マイナスの心(感情)はマイナス思考(行動)にしか向きません。
もちろん、結果も。
重要なのは、悪いことが起きたときにこそ、
心(感情)をプラスにしないといけないのです。
「最悪だ!」の時に私が使っている質問をご紹介します。
一見、悪いと思われる出来事の中には、必ず宝が隠されている。
あなたにとって、その宝とは何だと思いますか?
「最悪だ!」と思ったら、すぐに質問してみてください。
そして、イヤな感情を吹き飛ばしましょう。
この質問には、続きがあります。明日は、本日の質問の続きです。
お楽しみにお待ちください。