思い込みのパワー恐るべし!
朝、ウォーキングの途中に、小学校低学年の女の子とお母さんがお家から出てきました。そして、駅へと向かう二人の直ぐ後方を歩くことに。
親子は早歩きでしたが、私も運動のため早歩きです。
ところが、女の子は何度も後ろを振り返り、私を見てはまた速足で歩きます。
そして、お母さんが子供にヒソヒソと何か言うと、私から逃げるように速足に。
その時の私の格好と言えば、青のダウンジャケットに黒い野球帽をすっぽり被り、マスクで顔を隠し黒手袋と、怪しい服装でした。
だから、怪しまれても仕方ないと言えば仕方ないかもしれません。
人は思い込むと、それが真実です。
私も思い込みを経験しました。
お正月に妻の実家に泊まった時の事です。
お風呂のお湯がぬるかったので、「追い炊き」のスイッチを押しましたが、スイッチが入りません。
何度押しても反応がないため、あきらめて蛇口からお湯を足したのです。
翌朝、妻に「追い炊きスイッチが入らないよ。」と言うと、「そんなことない、もう一度やってみて!」とお風呂に連れていかれました。
私がスイッチを押して、「ほら!」と言うと、「長押ししないと付かないわよ。」
「えっ?長押し?」
2~3秒スイッチを押すと、電源が「入り」に。
私の頭の中では、スイッチというものは、押せば「入り」と「切り」になるものと思い込んでいたのです。
人は思い込むと、そのループから抜けられなくなります。
仕事でも、同じよう間違いをしている事ってありませんか?
人は思い込むと、良い結果が出なくても間違いを認めることができなくなります。
そのため、努力しても同じことの繰り返しという、失敗の無限ループにハマることが良くあります。
思い込み恐るべし!
では、このループから脱出するには、どうすればいいでしょう?
それは、事実を明確にすることでできます。
事実を正しく見ると、判断も正しくできるようになります。「思い込み」というのは想像だからです。
目の前にあるモノを見たときに、過去の体験や他から得た情報を元にして、「それが何なのか」と判断したり未来を予想する。
だから、体験や情報から得た知識に間違いがあれば、当然、判断や予想も当たりません。
思い込みだけで行動すると失敗するのは、そういう理由からです。
しかし、思い込みにはパワーがあります。
成功者が積極的なのは、「必ず成功する!」と思い込んでいるからです。
私たちも成功者になるためには、良い思い込みをする必要があります。