楽しく生きるためのブッダの教え

「ブッダの教え」を元にして、悩みや恐れなどのストレスを取り除き、残りの人生を楽しく生きるためのブログです。解釈方法は、哲学、脳科学、心理学、そして、直感によるものです。経典の直訳とは異なっていることをご理解の上お読みくだされば幸いです。

成功を制限しているコンフォートゾーンに注意していますか?

コンフォートゾーンとは、自分の能力を制限する自己制御機能のことをいいます。無意識に、人は自己評価をします。


たとえば、「私は月収80万円あげることができる能力がある。
もし月収が20万円以下になったら許せない。


この場合、この人のコンフォートゾーンは、20万円~80万円の範囲というわけです。

月収が20万円近くになると不満は増えるかもしれませんが、気持ち的には「安心」の範囲です。

しかし、給与が15万円に下げられたら、腹を立てて社長に文句を言うか、今の会社を辞めるかもしれませんよね。

ところが、
人というのは面白い生き物です。

いきなりコンフォートゾーンを超えて150万円になると慌てて元の状態に戻そうとするのです。。

 

「そんなことは無いだろう?」と思うかもしれませんが、無意識(潜在意識)に人は、いつもの場所に行こうとします。

その方が安心できるからです。

よく宝くじで3億円当たった人は、その後に破産すると言われますが、
それは、安心ゾーンを超えてしまったことで、慌てて潜在意識が調整するからです。


私も同じような経験を2回しました。

一度は、アイデアが当たり事業が成功する寸前でしたが、予想外のトラブルに見舞われて負債を抱え込むことに。


2回目は、副業から地道に努力をして、教科書のように右肩上がり成長しました。そして、当初の目標が達成され、「これから事業がどこまで成長するのだろう?」と思ったその時でした。

またしても、想定できないトラブル(事故)に次から次へと巻き込まれ、元の起業した時点に戻ったのです。


ところが、不思議なことに、

下に落ちていく途中は心臓がバクバクすることもありましたが、落ちるまで落ちて落ち着くと、何故か心が安心したのです。


コンフォートゾーン恐るべし!

コンフォートゾーンについて、少し理解できたでしょうか。


それでは、人は成功しても又元に戻ってしまうのなら、本当の成功はつかめないということでしょうか?

そんなことはありません。
ここからお伝えすることが最も重要です。


コンフォートゾーンの上限の境界線を高くすることで、真の成功を得ることができます。


どういうことかと言うと、

大抵の目標は表向きです。

そして、その目的は自分の小さな欲求を満たすためのものです。
仏教用語では、「小乗」ともいいます。


小乗が悪いわけではありませんが、コンフォートゾーンの上限を低くします。
自分の生活を守る」「欲しいモノが買える」だけで良いのですから、
消極的な思考になり守りに入ります。


そのような思考で、積極的な競合に勝って成功できるはずがありません。
それでは、どうすれば良いのでしょう?


目標のレベルを高めることです。

例えば、「欲しいモノがすべて手に入ったら、次に何をしたいだろうか?」と自問自答して、本心を探るのです。


人は、成長するように出来ているので、
欲しいモノが手に入ったら、必ず次に欲しいモノが出てきます。

そのために、頑張るのです。(モチベーション)


人の欲求の説明で有名なのは、マズローの5段階欲求です。
1、 生理的欲求
2、 安全欲求
3、 所属と愛の欲求
4、 承認欲求
5、 自己実現欲求

すべての欲求が満たされると、更に欲求が生まれます。
「人のため」「社会のため」になる欲求が出てきます。(仏教では大乗ともいいます)


このように、人の最終欲求は、「貢献」をすることです。
貢献することを想像すると楽しくなるのは、人の本能なのです。


ですから、コンフォートゾーンを高めるためには、、、

貢献する自分をイメージするだけで良いのです。

更に言えば、
もっと貢献するためには、自分は何をすればいいのだろう?」と自問自答してください。

そうすれば、潜在意識が答えてくれます。


毎日、貢献している自分をイメージしてワクワクしていると、
自然にコンフォートゾーンが高まっていくのが実感できますよね。


また、人はコンフォートゾーンの中では楽に生きるようになっているので、
成功することが苦ではなくなるのです。


成功する人が、みんな楽しみながら成功を掴んでいるのは、
コンフォートゾーンの上限が、とてつもなく高いからです。

ぜひ、お試しください。

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