屁理屈と臨床実験、成功者がとるのは

わたしの周りにも、理屈（理論、方法）を知っている人は多いです。
でも、理屈を知っているのに成功しているかというと、そうでもありません。

どうしてだと思いますか？

そう、行動しないからです。

このブログを読んでる人の多くも、
成功する理論や方法に詳しい知識を持っています。

知識を得ることは良いことですが、それで満足していませんか。

コンサルタントやコーチの中にも、理屈に詳しいけれど、
自身は「その理論を試したことがない。」という人がいます。

それを「屁理屈」と呼んでいます。

誰でも専門的なことを学べば、理屈が言えるようになります。
でも、どれだけ素晴らしい理論でも、理屈は理屈（屁理屈）です。

実際にやってみれば、理論どおり上手く行くとは限りません。
理論というのは平均値予測であって、ターゲットが違えば結果も異なるのが普通です。

すべてに当てはまる成功理論なんてものは、この世の中にありません。
もしあれば、その理論を知ったすべてが成功することになりますよね。

理論は、想像から生まれるイメージ（空想、うそ）です。
屁と同じです。

素晴らしい理屈を聞くと衝撃を得ますが、実（結果）が出ないと空気のように消えてなくなります。

屁とうんこ（実）の違いは、うんこはいつまでも臭い。
うんこ（実）は、処理しないといつまでも臭いが出ます。

何のことかと言うと、
結果（実）のない理論は「屁理屈」。屁のように消えてなくなります。

それなのに、

凡人は、この屁理屈に強い影響を受けながらも、結果を出すことができない。
結局、一生、屁理屈に振り回される。

ところが、成功者はというと…

いいアイデアがあると、「臨床実験」をするのです。

どんなに良い薬でも、臨床実験で成果を出さないと国からに認可はおりません。

今どれだけ効く新薬でも、
始めから臨床実験(テスト)で、良い結果が出たわけではありません。

テストした結果、少しでもヒントを見つければ、
そのヒントを元に、新しいアイデアを捻る。
そして、またテストする。

テスト、結果、検証、改善（アイデア）、テスト、、、、

これが、成功者が成功する秘密です。

理屈を知っただけで「成功した気になる」なんてことは無いのが、
凡人との大きな違いなのです。

素晴らしいアイデアを知ったら、自身で臨床実験してみてください。