ほとんど知られていない「不安を取る方法」とは
○○のことが不安ではないですか?
リザルトコーチの上林からお願いがあります。
ビジネスや人生において、不安でビクビクするのはもうやめにしませんか?
人間である以上、感情があります。
感情といえば…喜怒哀楽。嬉しいことがあれば喜び、自分の思いどおりに行かなければ腹が立ったりします。
その感情の一つに、不安・心配という嫌な感情があります。
何が嫌かというと、不安は「腹が立つ」というような一過性のものではなく、ずっと続くからです。何かに恐れてビクビクした状態が続くので、心身ともに疲れてしまいます。
だから、不安が長引くと、余計に不安の深みに入ってしまうために、当初だったら解決できたことでも、解決できなくなることも起きてしまいます。
もし、不安を感じた時に直ぐに解消できたとしたら…どれだけ良いかもしれません。
ということで、
本日の記事は、「不安を解消する方法」についてお話しします。
もし、今、将来への不安にビクビクしていたらラッキーです。今日、その不安が解消できるかもしれません。
この方法は、私のコーチングスキルの基礎となっているNLP(神経言語プログラミング)で学んだものですが、世界で最も進んでいる脳科学です。
NLPは、「脳の取り扱い説明書」とも呼ばれるものですので、これを学ぶことで、自分だけではなく他人の脳も上手に取り扱えるようになります。
ですから、「不安を解消する方法」をお話しする前に、脳の仕組みについて知ってほしいと思います。
というのも、不安などの感情もすべて脳が作り出しているからです。
感情はすべて脳から出ているのですが、では、どのようにして感情が作られると思いますか?
たとえば、受験の時のことを思い出してください。
受験する前、どんな感情を持っていましたか?「自信があるからワクワクした。」という人はいいのですが、私のように「受からなかったらどうしょう?」と不安ではなかったですか?
受験している最中は、どうでしたか?「緊調子がで張していつものなかった。」ということはありませんでしたか?
受験してから合格発表があるまで、「受からなかったらどうしょう?」と、不安でビクビクしていませんでしたか?
これは、私のように自信がない人だったら起きる不安の感情です。
もし、勉強を良くしていて合格する自信があったら、不安どころか受験することにワクワクしたかもしれません。
この不安と楽しみの感情に分けてしまう違いは、どこにあるのでしょうか?
それは、脳の中にインプットされているマップ(自分の地図)にあります。
受験という現実を自分の経験に照らし合わせて、未来を予測しているのです。
でも、この予測は半分当たっているのです。
人は生きるために、生まれながらにして危険を察知する能力を持っています。
この危険察知能力がないと、危険に会う可能性が高くなり下手をすると死ぬかもしれないからです。
だから、不安でビクビクするのは、未来予測が半分当たっているといえます。
不安という感情によって、「このままでは受験で落ちるかもしれない。」と、潜在意識が教えているのです。
ここで正しく考えると、潜在意識からのアドバイスをきちんと聞いて、合格するようにもっと努力するべきなのです。
努力することによって自信が生まれると、受験する前も後も合格することだけが想像できてワクワクするはずです。
本来は、こうするべきなのでしょうが、
問題なのは、その前向きな努力が出来ないことにあるのです。
だから、いつも不安を感じることになり、ビクビクしてしまっていることが多いのです。
では、
不安でビクビクしているが、前向きに努力することも出来ない場合には、どうすれば良いのでしょう?
これが出来れば嬉しいと思いませんか?
結論を言いますと、つまり…
マップ(自分の地図)を変えることで、感情が変わります。
たとえ不安でビクビクしていたとしても、マップが変わると一瞬で不安が消えてしまうのです。
不安が消えれば明るい未来が見えてきます。いわゆるブレークスルーです。
だから、マップを変えることがポイントなのです。
マップは、自分の経験で作ってしまった嘘の地図ですから、正しく作り変える必要があるのです。
ここで少し、脳について知っておいてください。
実は、脳はスーパーコンピューターより賢く、1秒間に200万ビッツの情報を処理しているそうです。ところが、膨大な情報をそのまま処理すると、あまりにも負担が大きくなるために、自分にとって重要でない情報を削除したり、面倒なので一般化します。
削除したり一般化してしまった情報の中に、重要な体験記憶が埋もれてしまっているのです。
それどころか、その体験によって大きく感情を動かしたものを強く記憶しているのです。ですから、感情的な体験を重要視してしまう傾向にあるのです。これが問題なのですが。
ですから、私たちの脳で記憶されていることは、事実とは違うという事を知っておいてください。
この事実とは違う記憶によるマップを使って、「これは出来るだろうか?」とか、「これは上手くいくだろうか?」と質問しているのです。
マップ(自分の地図)によってフィルターをかけた判断。それって正しいと思いますか?
正しいはずがありません。だから、先ほどの受験生の話でも、勉強の努力をすればいいのに、「自分には能力がないから。」と努力することを諦めてしまい、ビクビクしていたのです。
この受験生でも、正しく記憶をたどると…
1、テストで、良い点を取ったことがある。
2、良い点を取って親や先生から誉められたことがある。
3、テストの時に、徹夜で頑張ったことがある。
4、テストで悪い点の時は、勉強をしなかったから。
5、自分で勝手に苦手教科を作ってしまっていた。
6、子供の時と、成長してからの自分は違う。
これらの正しい記憶をマップに書き加え修正する必要があるのです。
私の場合、不安で行き詰ってしまったときには、上手くいったときの情報(体験したもの)を探します。そして、それを書き出します。
自分の体験したものですから、昔の記憶が感情とともに思い出してきます。
すると、不思議と自信が湧いてくるのです。
今まで不安に思っていたのに、自信に生まれかわってるのです。
それは、どうしてだと思いますか?
脳が新しいマップをとおして考えるので、それまで思ってもなかったアイデアが出るからなのです。
潜在意識は、何が危険で何が安全なのかをよく分かっているので、正しい判断をすると、嬉しい感情を引き起こすのです。
本日、お伝えしたかったのは…
1、感情が危険な未来を教えている。
2、感情に注意することが、成功や幸福を得るためには重要。
3、マップを変えると感情も変わり考えや行動も変わる。当然、結果も変わる。