眠りが成功と失敗を決めるって知っていましたか?
思考は現実化する。
これは、ナポレオンヒルの著書で有名な言葉ですが、
昔から多くの哲学者、宗教家、偉人たちが言っている「法則」です。
この法則を要約すると、人は思考すると感情が湧き出て、感情に沿って行動するようになる。そして、原因と結果の法則が働くというものです。
だから、思考の中身が重要です。
実は、人が最も思考する時間帯は寝ている時。それも、レム睡眠という浅い睡眠中です。
夢はこのレム睡眠中に見ます。
夢を見るのは、人は記憶を整理するために、過去の記憶をランダムに結び付けて、感情的なストーリーを創造しているそうです。感情を伴うと、記憶力が上がるからです。
「イヤな夢」を見ると、脈が速くなったり、うなされます。イヤな夢を見た後は、起きてからも不快ですよ。だから、そうならないように行動するのです。
反対に「いい夢」を見ると、起きてからもわくわくしています。気分が良いと、何もかもが積極的に考えられ、行動するようになるでしょう。
夢は、このように人を「快に向けて不快から避ける」ように、見ているそうです。
だからといって、イヤな夢は見たくないですよね。
それだけではありません。
レム睡眠中(浅い睡眠)は、顕在意識と潜在意識が混じり合っています。
この時の思考は、起きている日中よりも遥かに強い。それは、半分眠っているために、本音に近い考えだからです。
ですから、浅い睡眠の時に考えた事が、実現しやすいのです。
問題なのは、良いことも悪いこともです。
「思考は現実化する」が最も働くのが、浅い睡眠中です。うとうとしている時です。
この時間帯に、悪いことを考えたら最悪です。悪い結果を招きます。
悪夢のとおりになるのです。
でも、もし成功を望むのなら、この浅い睡眠の時間帯を生かさない手はありません。
どうすれば、それが出来るでしょうか?
それは、寝る前の行動です。
寝床に入る前に、悪い感情を持つドラマや映画を見てはいけません。感情を引きずるからです。
寝る前には、入浴してお茶を飲んだり、気分が良くなる自己啓発の本に目を通したり(眠くて読めなくてもいいのです。)、ユーチューブでいい話を見る(聞く)。
安心した気分、リラックス状態で寝る。
眠りながら成功するためには、これだけでいいのです。
後は、潜在意識が勝手に(成功へと)働いてくれます。
今日から、気分よく眠りに入ってください。