楽しく生きるためのブッダの教え

「ブッダの教え」を元にして、悩みや恐れなどのストレスを取り除き、残りの人生を楽しく生きるためのブログです。解釈方法は、哲学、脳科学、心理学、そして、直感によるものです。経典の直訳とは異なっていることをご理解の上お読みくだされば幸いです。

心の目を開けば、「どうしていいか分からない」が一瞬で解決する

大切なものをなくしたことってありませんか?


先日、重要なものをなくしてしまった(置き忘れた)のですが、
どれだけ探しても見つかりませんでした。

見つかった後、冷静になって振り返ると

その時の行動はというと、、、

同じ所ばかり探すという愚かなものでした。


何をしても見つからず、あきらめた頃に、
それまで探さなかったファイルの用紙の間に挟んでいたのを発見。
よくある話ですよね。

これと同じことを、
人はビジネスでも行っていることがあります。


想定外の障害に当たったときに、
焦れば焦るほど、何も見えなくなります。


そして、同じことを繰り返します。
だから、変化したいのに変化できない。


以前読んだ本の一節に、

「有名な精神科医が、変わりたいのに同じことを繰り返しているのは、精神病者とおなじだ。」と書いていたのを思いだしました。


ビジネスでも、現状を変えたいと思ってるのに、
昨日も今日も明日も、同じことをやっている人が多いのです。


これは、どうしてだと思いますか?


昨日のブログでもお話しましたが、
人間の脳は、外で起きる事やモノを一部しか見ていません。


自分にとって、重要なものだけを見ているのです。

自分にとっての重要な情報というのは、
快楽と不快」です。


どうでもいいことは、脳は忘れるように出来ています。
すべての情報を記憶していたら、あとで引き出すのが大変だからです。


「快楽と不快」だと思うものの中でも、特に不快なものを脳は記憶するように映像(妄想)として映し出します。

脳が不快を重要視する理由は、人(祖先)は危険を避けないと生きられなかったからです。


では、「快楽を見ていない?」といえば違います。
人のDNAは、安全なものを「快楽」と判断するからです。


たとえば、現状よくないものでも、死ぬほどの苦痛でなければ、(我慢できる程度)
それはそれで安定した状況だと、脳は判断します。


このような状態にあると、

どれだけ素晴らしいアイデアになる情報を知ったとしても、
脳の中の目は、それを見る(記憶)ことはできません。


どういうことかと言うと、

毎日の通勤途中にある、近所の小さな花や空の雲を「キレイ!」と感じたことがありますか?

これからもっと大事な仕事があるのに、そんな暇なんてないですよね。

先ほどの「不快と快楽」に照らせば、脳は花なんてどうでもいいと判断したのです。

 

ビジネスでも「いいアイデアが浮かばない。」「どうすればいいのか分からない。
と、悩むことってありますが、

心(脳)の目を開かない限り、答えは一生かかっても出てこないでしょう。


心の目というのは、「不快と快楽」の基準を変えることです。

不快だと思っているものを「快」に。
そして、快楽と思っているものを「不快」にです。

何のこと?と思うかもしれませんね。

簡単に言うと、
物事への意味付けを変える」です。

 

現状に甘んじてはいけません。


このままではいけない!
でも、ここで踏ん張れば、最高の人生を歩むことが出来るんだ!


と自分自身にカツを入れると、新たな道(アイデア)が開きます。
是非お試しください。

 

※コメントお待ちしております。

ご感想、質問、相談、なんでも結構ですが、内容によっては掲載できないこともあるかもしれません。ご了承ください。