心の目を開けば、「どうしていいか分からない」が一瞬で解決する
大切なものをなくしたことってありませんか?
先日、重要なものをなくしてしまった(置き忘れた)のですが、
どれだけ探しても見つかりませんでした。
見つかった後、冷静になって振り返ると
その時の行動はというと、、、
同じ所ばかり探すという愚かなものでした。
何をしても見つからず、あきらめた頃に、
それまで探さなかったファイルの用紙の間に挟んでいたのを発見。
よくある話ですよね。
これと同じことを、
人はビジネスでも行っていることがあります。
想定外の障害に当たったときに、
焦れば焦るほど、何も見えなくなります。
そして、同じことを繰り返します。
だから、変化したいのに変化できない。
以前読んだ本の一節に、
「有名な精神科医が、変わりたいのに同じことを繰り返しているのは、精神病者とおなじだ。」と書いていたのを思いだしました。
ビジネスでも、現状を変えたいと思ってるのに、
昨日も今日も明日も、同じことをやっている人が多いのです。
これは、どうしてだと思いますか?
昨日のブログでもお話しましたが、
人間の脳は、外で起きる事やモノを一部しか見ていません。
自分にとって、重要なものだけを見ているのです。
自分にとっての重要な情報というのは、
「快楽と不快」です。
どうでもいいことは、脳は忘れるように出来ています。
すべての情報を記憶していたら、あとで引き出すのが大変だからです。
「快楽と不快」だと思うものの中でも、特に不快なものを脳は記憶するように映像(妄想)として映し出します。
脳が不快を重要視する理由は、人(祖先)は危険を避けないと生きられなかったからです。
では、「快楽を見ていない?」といえば違います。
人のDNAは、安全なものを「快楽」と判断するからです。
たとえば、現状よくないものでも、死ぬほどの苦痛でなければ、(我慢できる程度)
それはそれで安定した状況だと、脳は判断します。
このような状態にあると、
どれだけ素晴らしいアイデアになる情報を知ったとしても、
脳の中の目は、それを見る(記憶)ことはできません。
どういうことかと言うと、
毎日の通勤途中にある、近所の小さな花や空の雲を「キレイ!」と感じたことがありますか?
これからもっと大事な仕事があるのに、そんな暇なんてないですよね。
先ほどの「不快と快楽」に照らせば、脳は花なんてどうでもいいと判断したのです。
ビジネスでも「いいアイデアが浮かばない。」「どうすればいいのか分からない。」
と、悩むことってありますが、
心(脳)の目を開かない限り、答えは一生かかっても出てこないでしょう。
心の目というのは、「不快と快楽」の基準を変えることです。
不快だと思っているものを「快」に。
そして、快楽と思っているものを「不快」にです。
何のこと?と思うかもしれませんね。
簡単に言うと、
「物事への意味付けを変える」です。
現状に甘んじてはいけません。
このままではいけない!
でも、ここで踏ん張れば、最高の人生を歩むことが出来るんだ!
と自分自身にカツを入れると、新たな道(アイデア)が開きます。
是非お試しください。
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