凡人はコントロール出来ないことにフォーカスする
成功者は、コントロール出来ることをやります。
どういうことかと言うと、
他人をコントロールすることはできませんが、自分はコントロールできます。
自分の体も脳も自分の一部なので、操作することは可能です。
しかし、自分以外の人(例えば家族)の場合には、どれだけ親しい間柄でも、
自由にすることはできません。当たり前ですが。
ところが、人は、この自由に出来ないモノをコントロールしようとします。
だから、フラストレーションがたまる。
コントロールできないモノ(こと)は、他にもあります。
例えば、、、
努力すればそれなりの結果が出る。勉強を頑張れば100点が取れるかもしれません。
しかし、野球選手が頑張って練習しても、試合で勝てるとは限らない。
能力が上がっても、相手の方が強ければ勝てないのです。これがコントロールできない事。
コントロール出来るのは、自分の能力を上げる事だけです。
これと同じことが、仕事でもあります。
営業の努力をすれば、営業能力が上がります。
しかし、販売する商品が悪ければ、(または、見込み客がなければ)どれだけ営業スキルが高くても購買につながることはありません。
何を伝えたいかというと、
結果はコントロールできない。コントロール出来るのは自分だけ。
ところが、
人は、(原因となる)自分を変えようとしないで、(結果)直接関係する事柄を変えようとします。
だから、良い結果がでなかったらフラストレーションがたまります。
自分自身が努力していないのに、自信がなくなる。
また、悪い結果が続いても、
今まで通りのコントロール出来ないことを優先的にやろうとします。
なぜだと思いますか?
同じことをやるという事が安心なのです。ただそれだけです。
努力すると結果が付いてくることがあっても、初めてやる事は不安です。
そのため、コントロール出来ないことを「コントロール出来る」と無意識的に脳が錯覚させます。
だから、失敗スパイラルから抜けることができない。
ところが、成功者は、冷静沈着に「どれがコントロール出来て、どれがコントロール出来ないモノ」と区別します。
いかにも合理的な考え方です。
だから、成功する確率が高いのでしょうね。
今上手くいってないことがあるとしたら、
それは、コントロール出来るモノかどうか?見直す必要があります。