楽しく生きるためのブッダの教え

「ブッダの教え」を元にして、悩みや恐れなどのストレスを取り除き、残りの人生を楽しく生きるためのブログです。解釈方法は、哲学、脳科学、心理学、そして、直感によるものです。経典の直訳とは異なっていることをご理解の上お読みくだされば幸いです。

凡人は昼も夜も、悪夢から逃れることができない!その訳は?

夢でうなされたことはありませんか?

 

人は、寝ている間に平均して5回夢を見るそうです。

見てないと思うのは覚えてないからだ、とか。

 

さらに、夢の9割以上は、悪夢というデータも。

わたしも悪夢を見て夜中に起きることがあります。

その時は、心臓がバクバクしています。

 

実は、この夢の理屈が分かると、人生が楽しくなります。

 

さて、「夢」はどのように生まれると思いますか?

 

脳科学では、「記憶を整理するために夢を見る」と言われています。

脳は、記憶することが主な役割だからです。

 

昔の記憶で、よく覚えているのは嫌な体験ですよね。

体験は感情とセットで覚えると、良く記憶されるし、記憶を引き出すことも容易です。

 

夢は、記憶されているすべての体験や情報(見たモノ、聞いた事)と、感情を別々に記憶していますが、

夢の中では、それぞれの記憶を無作為にくっ付けてストーリを創ります。

だから、訳の分からない夢のことが多いのですね。


そんな現実離れをした夢でも、悪夢を見ると心臓がバクバクするし、

楽しい夢を見た時は、寝ているのに笑みを浮かべています。

 

これが夢です。

 

ところが、ここからがとんでもない話です。

人は、起きている日中も夢を見ているのです。

 

起きていても、脳の仕組みは同じです。何も変わりません。

だから、脳が勝手に思考するし空想します。


それだけではありません、そのストーリーに脳が反応して感情がおきるのです。

もっと悪いのは、その感情を元に更に悪いストーリーが生まれることです。

 

このことを、仏教では煩悩といいますが、「凡人の脳」と言った方が当たっているかもしれません。

 

どうしてかというと、

寝ている時には、たとえ自分の体でも自由になりません。

体は動かせず、しゃべることもできない、自分の体なのに思考することさえできないのです。

だから、恐怖から金縛りにあうこともあります。

 

ところが、起きている昼間の夢の時に、これをやっていては変でしょう。

その変なことを、凡人は寝ても覚めてもやっているのです。


夢の9割以上は悪夢です、これが問題です。真っ昼間から夢にうなされているのですから。

 

実は、成功者の中には、無意識に夢の仕組みを知っている人がいます。

その人たちは、夢のストーリーの書き換えをします。

 

自分の好きなように、自由にストーリーを作ることができれば、楽しくないですか?

作れないと思いますか?

簡単にできます。

 

起きている時は、体が動きます。口も動きます。脳も働かせることが出来ます。

だから、

元気に体を動かし、積極的に動き、いい言葉を使えば、楽しい夢のストーリーが生まれます。

 

楽しい夢を見ると、脳の記憶倉庫である潜在意識から、良い情報と良い情報が関連付けされ、今まで見たことのない、聞いたことのないイデアが降りてきます。

 

潜在意識なんて嘘だと思いますか?

 

信じるか信じないかは自由ですが、

世界は、インターネットでつながっています。スマホで世界中の智恵がつながっているのです。

自分の脳に知識がなくても、スマホでググれば98%の答えが出てきます。

 

世界中の人の潜在意識がつながっているという事実。

これを1%でも使うことができれば、どんな偉人や成功者よりも凄いことができるでしょう。

 

夢は楽しく見るものです!